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[ロゴデザインで社内の一体感を育てる|インナーブランディング効果]
ロゴは企業の顔でありチームの結束力のメディウム
「ロゴとは企業の顔である」というのはよく言われることです。これは「対外的に、ロゴを通してその企業の性質や向かおうとしている未来がユーザー・お客様に伝わる」、という意味合いを持ちます。しかし、企業ロゴやブランドロゴの効果は外部的なものに留まりません。
ロゴはチームメンバーのモチベーションを高め、チームの一体感を醸成する、強力な「結束力のメディウム」にもなり得るのです。「メディウム」とは、媒介するもの。つまりチームメンバー同士をつなげる糊のようなものです。企業理念という抽象的な概念を、目に見える形に変換し、社員間で共有できる「橋渡し役」としての役割を果たします。このように、ロゴデザインはチームメンバーの結束力を高める力も持っており、シンプルロゴであってもチームビルディングを促進する力があります。そのような視点からロゴを選ぶと、より効果的な活用が可能になるでしょう。
本記事では、ロゴが社内にもたらすインナーブランディング効果に焦点を当て、その重要性と具体的な活用方法を解説します。
ロゴがない時、社員は何を拠り所にするのか?
デザインの仕事を通じて様々な企業と関わる中で、ロゴをまだ作成されていない企業との出会いもあります。もちろん、ロゴがなくても素晴らしい成果を上げている企業はたくさんあります。そういった企業の中には、すでに優れた事業や組織文化を持ちながらも、それを視覚的に表現するシンボルがないケースがあります。
ロゴデザインの専門家である私がこんなことを言うと自分のビジネスに対して営業妨害かもしれませんが(笑)、優れたチームづくりにロゴは必ずしも必要ではありません。
実際、社員が会社の理念やビジョン、これからの方向性を深く理解し内面化していれば、視覚的なシンボルがなくとも強い一体感が生まれます。しかし、多くの場合、そうもいかないのが現実です。特に考え方の細分化・多様化が急速に進んでいる現代においては、一昔前よりも一体感を醸成することが難しくなっているかもしれません。多様性自体は組織の創造性と革新性を高める貴重な資源ですが、個々の方向性がバラバラでは、組織としての推進力を発揮できません。

ロゴは「星座」のように組織をつなぐ
イタリアの文学者ウンベルト・エーコの「開かれた作品」という考え方は、ロゴの役割を理解する上で非常に参考になります。エーコは「作者の意図した方向性を保ちながらも、鑑賞者に解釈の自由を与える構造」を持つ作品を「開かれた作品」と呼びました。
優れたロゴデザインもまさにこの特性を持っています。夜空の星座のように、ロゴの各要素は「星」として機能し、見る人に大枠での方向性を示しながらも、個々の解釈の自由を許します。例えば、企業ロゴの円形の要素は見る人によっては「包括性」を、見る人によっては「完全性」を暗示するかもしれません。この「方向性を示しながらも解釈の自由を許す」という二面性こそ、多様化する組織において重要な価値を持ちます。
同じ企業ロゴを見ても、営業部門の社員は「顧客価値の象徴」として、製造部門の社員は「品質へのこだわり」として、経営層は「企業の未来像」として、それぞれ異なる解釈をするかもしれません。しかし、その解釈の多様性こそが組織の豊かさを生み出す一方で、全員が同じロゴという「星座」を見上げることで、共通の方向性を感じ取ることができるのです。
つまり最も重要なのは企業の理念や価値観がしっかりと共有されていること。そして、ロゴはその共有をより効果的に、より広範囲に、より持続的に行いながらも、多様な解釈を許容する器として機能する強力なツールなのです。
ロゴを手に入れたこと、チームに起こった変化
ある不動産会社様は、まさにロゴがない状態で長年経営を続けてきていました。
社長が2代目に代わるタイミングで
「ロゴがあったほうがいいのかもしれない。どうなのだろうか?」
と必要性に確信が持てない状態のままご相談をいただき、サンポグラフィーカがロゴを担当させていただくことになりました。
ロゴオーダーシートをご記入いただき、ヒアリングを行い、企業の理念や強みを反映したロゴが完成。
完成したロゴを社内でお披露目したところ、大きな反響がありました。
社員の皆様にもロゴを気に入ってくださって、
- 「会社のロゴがついた会社案内や封筒を取引先に渡すのがワクワクする!」
- 「営業活動がより前向きになった!」
といった声が聞かれるようになったのです。
このロゴが社員モチベーションを高め、小さなロゴマークが、チームをブーストした瞬間でした。
ロゴの要不要に悩んでいた2代目社長も、チームが活気づくキッカケを作ってくれたロゴに大きく喜んでくださいました。

具体的なデータ:インナーブランディングの効果を裏付ける調査
ロゴが社内にもたらす効果は、決して感覚的なものではありません。様々な調査によって、インナーブランディングの重要性が示されています。
1. 従業員エンゲージメントの向上
ギャラップ社の調査によると、社員の意欲や会社への帰属意識が高い企業(=従業員エンゲージメントの高い企業)は、低い企業に比べて生産性が21%高く、離職率が59%低いという結果が出ています。
先の不動産会社の事例からも見られるように、ロゴは社員の「会社の一員である」という意識や誇りを高め、チームの活気や仕事への前向きな姿勢を育む一助となる可能性があります。
2. 企業文化の醸成

(https://www.flickr.com/photos/jeffmcneill/5789354451)
企業文化が組織の成功に大きな影響を与えることは、多くの研究で示されています。企業文化が組織の成功に大きな影響を与えることは、多くの研究で示されています。
「Culture eats strategy for breakfast(企業文化は戦略に勝る)」
というピーター・F・ドラッカーのフレーズは、どんなに優れた戦略も、それを支える文化がなければ成功しないという考えを示しています。
参考:BUSINESS LAWYERS「企業文化は戦略に勝る」
この記事でも、企業文化が社員の行動や意思決定に深く関わり、結果として業績に影響を与えることが解説されています。
このような背景において、ロゴは企業文化を象徴するシンボルとして、社内に浸透させる、まさにメディウムとしての役割を担います。ロゴが企業文化を可視化し、社員の共通認識を醸成することで、組織全体が同じ方向に向かって進むことを促進します。
結論:ロゴで社内を活性化し、組織を前進させよう!
ロゴは単なる「企業の顔」としてだけでなく、社員のモチベーションを高め、チームの一体感を醸成する、組織のメディウムとしての役割を担います。
企業文化が組織の成功に与える影響は多くの研究で示されており、明確な文化は業績向上に寄与します。
サンポロゴスタジオが提供するプリメイド(既製)ロゴは、この組織活性化のプロセスを早く、リーズナブルに、そして高品質で実現できる優れた選択肢です。カスタムデザインを待つ時間がなくても、すぐにロゴを導入し、組織のアイデンティティ確立を加速できます。
ロゴがない場合でも理念やビジョンが強固に共有されていれば組織は機能しますが、視覚的シンボルがあることで、それらの理念をより具体的に、感情的に、そして末永く社員の心に刻み込むことができます。プリメイドロゴなら、すぐに自社のロゴを得られるのが大きな利点です。

もし貴方が
- 組織の求心力を迅速に高めたい
- チームの一体感をすぐに醸成したい
- 企業文化を効率的に社内に浸透させたい
と考えているなら、サンポロゴスタジオのプリメイドロゴを検討してみてはいかがでしょうか。
600社以上のロゴ担当実績を持つサンポグラフィーカが展開するサンポロゴスタジオでは豊富なデザインバリエーションから、あなたの組織に最適なロゴをすぐに見つけることができます。
カスタムデザインの時間とコストをかけずに、高品質なロゴを手に入れられます。外部への魅力的な発信はもちろん、社内の結束力を高め、組織全体を前進させる力となるロゴをご提案いたします。
「うちの会社にはどんなロゴが合うんだろう?」
と思ったら、ぜひ一度、サンポロゴスタジオのロゴデザインサンプルをご覧ください。様々なスタイルとテーマから選べるため、きっとあなたの組織を活性化させるロゴが見つかるはずです。
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